論文誌(2016年まで)

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書誌情報 「視覚リハビリテーション研究」
(オンライン版:ISSN 2188-3327 印刷版:ISSN 2188-3319)

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年別目次

2016年  2015年  2014年  2013年  2012年  2011年  2001年  1999年  1998年  1997年  1995年  1994年

2016年

2016年 視覚リハビリテーション研究 第5巻 第2号

  1. 大倉 元宏・田内 雅規: 左右の耳のマスキング差が視覚制限下における方向判断に及ぼす影響. 視覚リハビリテーション研究 第5巻 第2号, pp.43-52, 原著論文, 2016年3月31日. (PDF)
  2. 門脇 弘樹・牟田口辰己: 白杖歩行の偏軌に歩行速度がもたらす影響. 視覚リハビリテーション研究 第5巻 第2号, pp.53-62, 原著論文, 2016年3月31日. (PDF)
  3. 奈良 里紗・山本 紗未・渡辺 和弘・村上 卓也・岩池 優希: 視覚障害女性の化粧に関する実態調査. 視覚リハビリテーション研究 第5巻 第2号, pp.63-66, 発表論文, 2016年3月31日. (PDF)
  4. 橋本 伸子: 高齢者のiPad活用 新聞を読むための工夫 −iPadコロコロ号活用のすすめ−. 視覚リハビリテーション研究 第5巻 第2号, pp.67-68, 発表論文, 2016年3月31日. (PDF)

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2015年

2015年 視覚リハビリテーション研究 第5巻 第1号

  1. 岸 博実: 自分らしく・人間らしく生きる権利の“回復と拡充”をめざす歴史. 視覚リハビリテーション研究 第5巻 第1号, pp.3-12, 総説, 2015年12月25日. (PDF)
  2. 高橋伊久夫: ロービジョン者によるスマートフォンの使い方-視覚サポート機能の活用傾向-. 視覚リハビリテーション研究 第5巻 第1号, pp.13-18, 報告, 2015年12月25日. (PDF)
  3. 田邉 正明: 白杖の長さ、振り幅、歩幅による軌跡の変化. 視覚リハビリテーション研究 第5巻 第1号, pp.19-21, 発表論文, 2015年12月25日. (PDF)
  4. 鎌田貴身江: 視覚障害者を取り巻く関係者への見え方の説明-視機能評価表の活用-. 視覚リハビリテーション研究 第5巻 第1号, pp.22-26, 発表論文, 2015年12月25日. (PDF)
  5. 矢部 健三: 視覚障害者のタッチスクリーン端末の利用訓練-幼少期からの視覚障害で空間理解に困難を抱える者への訓練事例. 視覚リハビリテーション研究 第5巻 第1号, pp.27-30, 発表論文, 2015年12月25日. (PDF)
  6. 松谷 直美: 盲ろう者の就労支援に関する研究-アッシャー症候群(Usher’s Syndrome)の盲ろう者の事例を中心として. 視覚リハビリテーション研究 第5巻 第1号, pp.31-42, 発表論文, 2015年12月25日. (PDF)

2015年 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第2号

  1. 相馬 睦・杉谷 邦子・江口万祐子・田中 寧・鈴木 利根・筑田 眞: ロービジョン外来受診を契機に自立への一歩を踏み出した一症例. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第2号, pp.52-58, 原著論文, 2015年3月25日. (PDF)
  2. 千葉 康彦: 平成25年度東北地区視覚障害リハビリテーション研修会報告. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第2号, pp.59-61, 報告, 2015年3月25日. (PDF)
  3. 西脇 友紀・仲泊 聡・西田 朋美・岩波 将輝: 中間型アウトリーチ支援の実施状況—視覚リハビリテーション施設—. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第2号, pp.62-68, 報告, 2015年3月25日. (PDF)
  4. 篠野 公二・岩崎佳奈枝・吉田 千尋・寺島 博美・松久 充子: 眼科診療所における中間型アウトリーチへの試み. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第2号, pp.69-71, 発表論文, 2015年3月25日. (PDF)
  5. 高橋伊久夫: スマートフォンにおける拡大鏡アプリの機能評価—高倍率拡大機能の評価—. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第2号, pp.72-75, 発表論文, 2015年3月25日. (PDF)
  6. 道面由利香・佐藤佐智子・内記 郁・藤井 絢子・村松 里恵: 眉メイク技術の試案. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第2号, pp.76-80, 発表論文, 2015年3月25日. (PDF)
  7. 永井 和子・宮本マキ子・本村 順子: 長崎県における盲ろう者向け通訳・介助員養成講座について. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第2号, pp.81-85, 発表論文, 2015年3月25日. (PDF)
  8. 市川あゆみ・安田 輝男・坂本 裕和・安田 孝子・飯塚 潤一: 解剖学における触図の検討:カラー版触図と従来版(モノクロ)の評価. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第2号, pp.86-90, 発表論文, 2015年3月25日. (PDF)
  9. 高部 友樹・田山 悦男・稲垣 具志・大倉 元宏: 視覚障がい者の駅プラットホーム単独移動における困難な条件や状況. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第2号, pp.91-96, 発表論文, 2015年3月25日. (PDF)

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2014年

2014年 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第1号

  1. 壷内 鉄郎・中村 雅彦: 東日本大震災の経験から見えてきたこと、そしてこれから……-視覚障がい者の震災・原発避難の混乱から学んだ問題点とその対策-. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第1号, pp.1-9, 総説, 2014年11月30日. (PDF)
  2. 南谷 和範: 重度視覚障害者の読み速度に6点点字準拠多点点字が及ぼす影響. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第1号, pp.10-16, 原著論文, 2014年11月30日. (PDF)
  3. 田伏 久士・植阪 友理・野口 忠則: 上半身の姿勢維持に関する意識づけが直線歩行に及ぼす影響. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第1号, pp.17-27, 原著論文, 2014年11月30日. (PDF)
  4. 西脇 友紀・仲泊 聡・西田 朋美・岩波 将輝: 中間型アウトリーチ支援の実施状況-眼科医療機関-. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第1号, pp.28-34, 報告, 2014年11月30日. (PDF)
  5. 佐渡 一成・吉野由美子・原田 敦史・加藤 俊和: 東日本大震災の被災者. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第1号, pp.35-37, 報告, 2014年11月30日. (PDF)
  6. 田邉 正明: 白杖は路面にどれくらい引っかかるのか?-滑り出し角と静止摩擦係数、長さと構えの角度-. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第1号, pp.38-43, 発表論文, 2014年11月30日. (PDF)
  7. 堀江 智子: O&Mスキルの必要なクライアントに対する共同訓練前に行うプログラムについて-Aさんの事例から-. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第1号, pp.44-47, 発表論文, 2014年11月30日. (PDF)
  8. 矢部 健三・渡辺 文治・喜多井省次・内野 大介・角石 咲子: 盲ろう者のリハビリテーション-先天性聴覚障害の盲ろう者への点字訓練事例-. 視覚リハビリテーション研究 第4巻 第1号, pp.48-51, 発表論文, 2014年11月30日. (PDF)

2014年 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第2号

  1. 山田 幸男: 視覚障害者のこころのケア . 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第2号, pp.66-69, 総説, 2014年3月25日. (PDF)
  2. 林 豊彦: 視覚障がい者はどうして支援機器を使わないのか?. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第2号, pp.70-72, 総説, 2014年3月25日. (PDF)
  3. 大倉 元宏・池上 敦子・長谷川 誠・田仲慶次郎・相澤 学: 重なり合う文字の触認識. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第2号, pp.73-80, 原著論文, 2014年3月25日. (PDF)
  4. 長谷部 日: ここまで進化している!眼科の検査と治療の最前線. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第2号, pp.81-83, 報告, 2014年3月25日. (PDF)
  5. 新井千賀子: 医療の中でのロービジョンケアの役割. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第2号, pp.84-87, 報告, 2014年3月25日. (PDF)
  6. 三宅 琢: 「生きる」を変える、携帯端末と視覚リハ事情(1). 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第2号, pp.88-89, 報告, 2014年3月25日. (PDF)
  7. 氏間 和仁: 「生きる」を変える、携帯端末と視覚リハ事情(2). 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第2号, pp.90-92, 報告, 2014年3月25日. (PDF)
  8. 星野恵美子・小島紀代子・清水 晃・今野 靖・工藤 正一: シンポジウム「視覚障がい者の就労支援」. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第2号, pp.93-94, 報告, 2014年3月25日. (PDF)
  9. 小西 明: 盲学校での中途視覚障害者支援. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第2号, pp.95-96, 報告, 2014年3月25日. (PDF)
  10. 渡辺 哲也: 視覚障害者とスマートフォン. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第2号, pp.97-98, 報告, 2014年3月25日. (PDF)
  11. 佐渡 一成・陳 進志・阿部 直子・善積 有子・内田まり子: 仙台・宮城版スマートサイトの仕組みと経過. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第2号, pp.99-101, 発表論文, 2014年3月25日. (PDF)

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2013年

2013年 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第1号

  1. 安藤 伸朗: 第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 総括. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第1号, pp.1-3, 特集, 2013年12月15日. (PDF)
  2. 高橋 政代: iPS細胞を用いた網膜再生医療. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第1号, pp.4-5, 総説, 2013年12月15日. (PDF)
  3. 山本 修一: 網膜色素変性、治療への最前線. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第1号, pp.6-7, 総説, 2013年12月15日. (PDF)
  4. 仲泊 聡・西田 朋美・飛松 好子・小林 章・吉野由美子・小田 浩一・神成 敦司: 総合的視覚リハビリテーションシステムプログラム「ファーストステップ」. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第1号, pp.8-22, 原著論文, 2013年12月15日. (PDF)
  5. 高梨 美奈・小林幸一郎・小田 浩一・香田 泰子・天野 和彦: フリークライミングの体育プログラムが視覚障害学生の自己効力感に及ぼす影響. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第1号, pp.23-35, 原著論文, 2013年12月15日. (PDF)
  6. 伊東 良輔: アメリカ合衆国の視覚障害リハビリテーション施設におけるスマートサイトの現状. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第1号, pp.36-39, 発表論文, 2013年12月15日. (PDF)
  7. 武田 貴子・伊東 良輔・中村 龍次: 北九州市における中途視覚障害者へのリハビリテーションの変遷と展望. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第1号, pp.40-44, 発表論文, 2013年12月15日. (PDF)
  8. 田邉 正明・森本 剛史: 白杖の長さと歩行速度・歩幅. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第1号, pp.45-49, 発表論文, 2013年12月15日. (PDF)
  9. 矢部 健三・渡辺 文治・喜多井省次・内野 大介・角石 咲子: 中途視覚障害者の点字触読習得を阻むものはなにか?-若年中途視覚障害者の場合. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第1号, pp.50-55, 発表論文, 2013年12月15日. (PDF)
  10. 伊藤 賢人・大倉 元宏・稲垣 具志・中川 幸士: 歩行訓練における簡便な心理的ストレスの評価手法の検討(2)-評価指標の検討. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第1号, pp.56-59, 発表論文, 2013年12月15日. (PDF)
  11. 西脇 友紀・仲泊 聡・西田 朋美・飛松 好子・小林 章・吉野由美子・小田 浩一: 中間型アウトリーチ支援の実践可能性. 視覚リハビリテーション研究 第3巻 第1号, pp.60-65, 発表論文, 2013年12月15日. (PDF)

2013年 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第2号

  1. 北村 弥生・三好 尉史・藤田 ゆかり・吉田 洋美・納富 祐輔・井口 健司・西村 茂・工藤 裕司・鈴木 克子・前田 晃秀・塩谷 治・杉浦 節子・白井 夕子: 盲ろう者の宿泊型生活訓練における生活支援業務内容と時間. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第2号, pp.30-40, 原著論文, 2013年3月31日. (PDF)
  2. 伊東 良輔・武田 貴子・中村 龍次・柴垣 明: 中途視覚障害者への点字指導について-保有視覚・触知覚による概念形成を先行導入した指導の試み-. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第2号, pp.41-45, 発表論文, 2013年3月31日. (PDF)
  3. 田邉 正明: 香港理工大学製オプトメーターの使用方法. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第2号, pp.46-48, 発表論文, 2013年3月31日. (PDF)
  4. 田邉 泰弘: 駅の明るさに関する調査-弱視者の安全な利用のために-. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第2号, pp.49-53, 発表論文, 2013年3月31日. (PDF)
  5. 矢部 健三・渡辺 文治・喜多井 省次・内野 大介・角石 咲子: 中途視覚障害者の点字触読習得を阻むものはなにか?-高齢視覚障害者への点字触読訓練-. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第2号, pp.54-57, 発表論文, 2013年3月31日. (PDF)
  6. 高橋 伊久夫: ロービジョン者によるスマートフォン操作の課題 -アクセシビリティ機能を体験・評価する-. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第2号, pp.58-61, 発表論文, 2013年3月31日. (PDF)
  7. 太田 智加子・飯塚 潤一: ペン型電子辞書による英単語検索効率の一考察. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第2号, pp.62-66, 発表論文, 2013年3月31日. (PDF)
  8. 奈良 里紗・山本 紗未・渡邊 和宏・村上 卓也・岩池 優希: 視覚障がい者支援におけるソーシャルメディア活用の可能性. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第2号, pp.67-70, 発表論文, 2013年3月31日. (PDF)
  9. 太田 智加子: 視覚障害を持つ学生に対するTOEIC受験対策. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第2号, pp.71-74, 発表論文, 2013年3月31日. (PDF)
  10. 西脇 友紀・仲泊 聡・西田 朋美・飛松 好子・小林 章・吉野 由美子・小田 浩一: ロービジョンケアおよび視覚リハビリテーション実施状況調査と中間型アウトリーチ支援に関する意向調査. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第2号, pp.75-81, 報告, 2013年3月31日. (PDF)

2013年 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第1号

  1. 石橋 和也・嘉幡 貴至・小田 剛・渡部 謙・渡辺 哲也・高岡 裕・喜多 伸一: 触地図上で発見しやすい触知記号の大きさ ―点字経験者と未経験者を対象にした検討―. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第1号, pp.1-10, 原著論文, 2013年1月31日. (PDF)
  2. 安山 周平・原田 敦史: 白杖使用を拒否したケースの歩行訓練 ―― ケース報告. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第1号, pp.11-13, 発表論文, 2013年1月31日. (PDF)
  3. 佐藤 洋子・坂部 司: 視覚障害当事者による点字触読指導 ―初めての試みから見えてきたもの―. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第1号, pp.14-16, 発表論文, 2013年1月31日. (PDF)
  4. 堀江 智子・原田 敦史・中村 透・国松 志保・平林 里恵: 眼科医療機関から早期に支援につながった事例報告. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第1号, pp.17-19, 発表論文, 2013年1月31日. (PDF)
  5. 笹山夕美絵・内田まり子・菅原 美保・原田 敦史・中村 透・善積 有子: 視機能低下しつつある利用者に対する生活支援について ―生活訓練を通してAさんのケース報告―. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第1号, pp.20-21, 発表論文, 2013年1月31日. (PDF)
  6. 田邉 正明: ロービジョンマニュアルに記載された拡大鏡の視界の公式の誤り. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第1号, pp.22-24, 発表論文, 2013年1月31日. (PDF)
  7. 伊東 良輔・武田 貴子・中村 龍次・柴垣 明: 北九州市における中途視覚障害者の自助グループ立ち上げまでの変遷と展望 ―中途視覚障害者へのエンパワメントアプローチの実践―. 視覚リハビリテーション研究 第2巻 第1号, pp.25-29, 発表論文, 2013年1月31日. (PDF)

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2012年

2012年 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号

  1. 加藤 俊和・原田 敦史: 東日本大震災の1年~日本盲人福祉委員会の活動報告~ ―立ち上げから現地支援まで―. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.73-85, 特集, 2012年6月15日. (PDF)
  2. 田中恵津子・小田 浩一: 光吸収フィルタ(遮光眼鏡)によるコントラスト変化. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.86-93, 原著論文, 2012年6月15日. (PDF)
  3. 木村 仁美: 地域における社会資源情報の周知に関する一考察 ―新規利用者の分析結果から言えること―. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.94-97, 発表論文, 2012年6月15日. (PDF)
  4. 松永 秀夫・小池 恭子・久保田道子・石田奈央子・小野眞史: 視覚障害者コーチ養成プログラムの効果. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.98-100, 発表論文, 2012年6月15日. (PDF)
  5. 田中 雅之・鈴木小有里・坂本 隆司: 自立支援法下における視覚障害リハビリテーションの実際と課題 ―市単費事業との比較から―. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.101-104, 発表論文, 2012年6月15日. (PDF)
  6. 内野 大介・佐藤 伸行・渡辺 文治: 経済的基盤がない利用者の生活支援について. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.105-107, 発表論文, 2012年6月15日. (PDF)
  7. 堀江 智子・原田 敦史: 日本盲導犬協会神奈川訓練センターにおける短期視覚障がいリハビリテーション開催について. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.108-110, 発表論文, 2012年6月15日. (PDF)
  8. 笹山夕美絵・内田まり子・原田 敦史: ワン!ぱくっ子サマースクール参加者のその後について ―学生向け短期リハに参加した 2 事例―. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.111-114, 発表論文, 2012年6月15日. (PDF)
  9. 堀内 恭子: 盲ろう児への支援事例. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.115-119, 発表論文, 2012年6月15日. (PDF)
  10. 矢部 健三・渡辺 文治・喜多井省次・内野 大介・角石 咲子: 中途視覚障害者の点字触読習得を阻むものはなにか? ―糖尿病視覚障害者とその他の視覚障害者の比較から―. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.120-123, 発表論文, 2012年6月15日. (PDF)
  11. 野崎 正和: 全盲で高次脳機能障害を併せ持つ B 氏の訓練. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.124-127, 発表論文, 2012年6月15日. (PDF)
  12. 大倉 元宏・中川 幸士: 歩行訓練に伴う余裕能力の変化. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.128-131, 発表論文, 2012年6月15日. (PDF)
  13. 畑野 容子・原田 敦史・菅原 美保・中村 透: 復職に向けた支援:復職に至らなかった B さんのケース報告. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.132-133, 発表論文, 2012年6月15日. (PDF)
  14. 神屋 郁子・野崎 正和・牧 和義・岩井 授身・鈴木佳代子・小永吉彩美: 医療関係者向け研修会を開催して見えてきたこと. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.134-137, 発表論文, 2012年6月15日. (PDF)
  15. 内田まり子・岸 政彦・原田 敦史・中村 透: 山形県立河北病院における視覚リハの取り組み. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第2号, pp.138-140, 発表論文, 2012年6月15日. (PDF)

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2011年

2011年 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号

  1. 山崎 藤香・植阪 友理・松崎 純子: 指点字を用いた通訳介助における効果的な被打点位置および通訳者の手指の状態の検討-文字の読み取りの正確さに着目して-. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.1-10, 原著論文, 2011年12月25日. (PDF)
  2. 木下 英子・植阪 友理・松崎 純子: 全盲状態における効果的な粉末調味料のすり切り方-3種類の計量スプーンを用いた検討-. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.11-18, 原著論文, 2011年12月25日. (PDF)
  3. 大倉 元宏・天野 陽介・小林 裕介・村上 琢磨・清水 美知子・箭田 裕子: 横断場所の交通環境と視覚障害者による横断可否の判断. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.19-22, 発表論文, 2011年12月25日. (PDF)
  4. 高橋 和哉・秋山 哲男: 視覚障害者誘導用ブロックの新たな敷設方式の有効性と課題に関する研究-視覚障害者誘導用ブロックの一部非敷設区間が歩行に与える影響-. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.23-28, 発表論文, 2011年12月25日. (PDF)
  5. 田邉 泰弘: LED街路灯及び青色防犯灯がロービジョン者の夜間外出に及ぼす影響についての基礎的フィールド調査-ロービジョン当事者の立場から-. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.29-35, 発表論文, 2011年12月25日. (PDF)
  6. 長岡 英司・宮城 愛美: 重度視覚障害者用プログラミング環境の開発とその活用. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.36-41, 発表論文, 2011年12月25日. (PDF)
  7. 安山 周平・原田 敦史: 山間部地域における高齢者の歩行訓練指導について. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.41-42, 発表論文, 2011年12月25日. (PDF)
  8. 小町 祐子・新井田 孝裕・鈴木 賢治・靭負 正雄・山田 徹人・谷口 敬道・平野 大輔・恩田 幸子・関森 英伸・金子 忍・下泉 秀夫・青木 恭太・村山 慎二郎: 重症心身障害児・者の療育における視覚を活かす支援への取り組み1.屈折と眼位. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.43-47, 発表論文, 2011年12月25日. (PDF)
  9. 矢部 健三・角石 咲子・渡辺 文治: 盲ろう者のリハビリテーション-先天性聴覚障害の盲ろう者に対する入所訓練事例-. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.48-51, 発表論文, 2011年12月25日. (PDF)
  10. 伊藤 貴徳・河西 宏枝・吉兼 真紀・山下 真由子・久野 さやか: 盲導犬の普及啓発から見えてきたもの. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.52-54, 発表論文, 2011年12月25日. (PDF)
  11. 畑野 容子・中口 潤一・内田 まり子・原田 敦史: 家庭・生活環境からみる支援について -Aさんのケース報告-. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.55-58, 発表論文, 2011年12月25日. (PDF)
  12. 内田 まり子・小関 美子・原田 敦史: 事例報告:ある身体障害者更正施設の取り組みと生活訓練指導員の関わり. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.59-61, 発表論文, 2011年12月25日. (PDF)
  13. 加藤 浩司・大島 歩・佐藤 陽子・武重 良太・星野 志織・佐藤 志保・坂部 司・佐藤 洋子: 視覚障害者の外出歩行時における問題点 アンケート結果より. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.62-66, 発表論文, 2011年12月25日. (PDF)
  14. 福田 法子・高柳 泰世・坂部 司・山本 潔: 弱視児童生徒への拡大教科書製作について. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.67-70, 発表論文, 2011年12月25日. (PDF)
  15. 山本 潔・高柳 泰世: 眼科における視覚障害リハビリテーション相談の実践. 視覚リハビリテーション研究 第1巻 第1号, pp.71-72, 発表論文, 2011年12月25日. (PDF)

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2001年

2001年 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.6・7

  1. 古畑 英雄, 小田島 明: 社会福祉基礎構造改革のもたらすもの. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.6・7, pp.3-19, 特集, 2001年3月31日.
  2. 高原 伸幸: 障害者の暮らしを支える -東広島市さぽーとせんたー「かもみーる」の実践報告-. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.6・7, pp.20-24, 特集, 2001年3月31日.
    概要: 社会福祉基礎構造改革がはじまり、障害者福祉も「地域生活の総合的支援」を軸にしてすすめられている。福祉サービスの提供と生活支援の状況について、さぽーとせんたー「かもみーる」の実践を報告する。視覚障害リハビリテーションもまた、地域生活支援やエンパワメントといった視点からどのような提供方法が望ましいのか、そのあり方が問われている。「市町村障害者生活支援事業」等の障害者支援事業では「利用者主体」の支援策としてケアマネジメント手法が求められており、これは障害者の自立を目指す視覚障害者リハビリテーションにおいても重要な役割をもつと考えられる。
  3. 池谷 尚剛: 21世紀の特殊教育と視覚障害リハビリテーション. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.6・7, pp.25-28, 特集, 2001年3月31日.
  4. 渡辺 哲也: 視覚障害者がWindowsを学習する上での問題について -Windows パソコン利用状況調査から-. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.6・7, pp.32-39, 研究論文, 2001年3月31日.
    概要: 視覚障害者のコンピュータ利用状況調査の一環として、視覚障害者がWindowsパソコンの操作を学習する上での問題点を収集した。学習上の問題点は、Windowsの理解が困難であること、システムハングアップの頻発、音声化対応アプリケーションの不足、視覚障害者用の学習教材と研修コースの不足などであった。スクリーンリーダーの機能強化を要求するのは当然のことながら、今後、地域自治体主催のIT講習が始まるのを1つの契機として、視覚障害者専用講習及び専用教材の充実などが望まれる。特に前者においては、これまで視覚障害者向けのパソコンサポート経験のある人材の活用が重要である。
  5. 石川 准: 障害学という思想. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.6・7, pp.40-48, 寄稿, 2001年3月31日.

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1999年

1999年 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.5

  1. 佐藤 久夫: 国際障害分類(ICIDH)改正の動向:総論. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.5, pp.2-15, 特集(1), 1999年3月31日.
  2. 木塚 泰弘: 国際障害分類(ICIDH)改正の動向 ベータ2素案の「概念モデル」と教育・社会リハビリテーション分野における総合的な活用の課題. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.5, pp.16-23, 特集(2), 1999年3月31日.
  3. 小林 厳, 田中 敦士: 国際障害分類2版(ICIDH-2)に関する情報源. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.5, pp.24-25, 特集(3), 1999年3月31日.
  4. 今野 正良, 渡邊 文章, 唐木 剛: 視反応発達遅滞の追視成立に関わる諸条件. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.5, pp.27-46, 原著(1), 1999年3月31日.
    概要: 視反応発達遅滞(中枢性異常による視反応の遅れ)乳幼児における追視反応成立の諸条件を検討した。(1)負荷が最小となる姿勢のとき眼球偏位が軽減し視反応が得られやすいこと、(2)変動の少ない状況のとき眼球上転や異常眼球運動が軽減し視反応が得られやすいこと、(3)単純・単一でハイコントラストの指標から順次信号化されやすいこと、を強調した。追視反応成立の道筋については、光覚→視覚定位の発生→水平方向追視の発生→垂直方向追視の発生という課程を、症例に基づいて述べた。
  5. 小松 美保, 田村 英子, 田澤 豊: 知的障害を伴う視覚障害児のロービジョンケア -学校との連携によって行動の理解が促進できた一事例-. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.5, pp.47-58, 資料(1), 1999年3月31日.
    概要: ロービジョンケアの対象が重複障害児である場合、視機能検査や要望把握が困難であるなどの点から、適切な視覚管理がされていないことが多い。今回我々は、重複障害児の担当教師らと情報交換を行い、相互理解を深めることによって、本児の行動の理解が促進できた一事例を経験した。対象は知的障害を伴った未熟児網膜症の6歳男児である。眼科側では、本児の知的発達に関する情報が乏しかったため、適切な検査方法を選択できず視機能検査が遅れていた。一方学校側は、本児と視線が合わない理由や、視力や視野の状態も把握できていなかった。そこで学校側と情報交換を行った結果、その後の視機能検査や意思の疎通が円滑に行えるようになった。重複障害児のリハビリテーションにおいては、各々の分野が独立して行うものではなく、周囲の人々が連携をとりながら、きめ細かい支援をすることが重要であると思われた。
  6. 福井 哲也: DAISYを私たちの手に -デジタル録音図書の開発と展望-. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.5, pp.59-70, 報告(1), 1999年3月31日.
    概要: 我が国の録音図書ライブラリーは、約40年の歴史がある。そのうち、前半のおよそ20年がオープンリールテープの時代で、後半のおよそ20年がカセットテープの時代ということができる。そして今、新しい録音方式の規格であるDAISY(デイジー)が、普及の第一歩を踏み出したところだ。DAISYはデジタル録音の規格であるが、一般の音楽CDやMDとは異なるものである。本稿では、DAISYとは何か、その特色や開発の経過、今後の展望などについて、私見を交えながら述べてみたいと思う。なお、本稿の記述は、1999年4月までに筆者が知り得た情報にもとづいている。

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1998年

1998年 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.4

  1. 木塚 泰弘: 視覚障害者の自立・社会参加とバリアフリーやユニバーサル・デザインとの関係. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.4, pp.2-9, 特集, 1998年3月31日.
  2. 星川 安之, 森川 美和: バリアフリーとユニバーサルデザインに関してのわが国での取り組み. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.4, pp.10-18, 特集, 1998年3月31日.
  3. 野村 みどり: バリアフリーとユニバーサルデザインに関する海外の状況. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.4, pp.19-29, 特集, 1998年3月31日.
  4. 小林 巌: バリアフリーとユニバーサルデザインに関する情報源. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.4, pp.30-35, 特集, 1998年3月31日.
  5. 鈴木 智敦: 障害者の地域生活を支援するケアマネジメント「ケアマネジメントと視覚障害」 -その重要性と課題及び実践とプログラム化に向けて、まず総論を理解する-. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.4, pp.36-48, 報告, 1998年3月31日.
    概要: 社会福祉を取り巻く状況は今まさに大きな転換期を向かえようとしている。福祉三プランが出そろい、介護保険法の制定がなされ、さらには社会福祉基礎構造改革も進められている。特に、介護保険の動きと介護支援相談員(ケアマネジャー)による介護支援サービス(ケアマネジメント)は、障害者福祉の分野にも大きな変革をもたらすものとなる。視覚障害者に限らず高齢者・障害者全体を含め、援助の必要な利用者本人が望む暮らしを地域で支援するためにケアマネジメントがどういう役割を果たしていくのか。同時に視覚障害者リハビリテーションを含んだ新たな地域展開の方法のひとつとして市町村障害者生活支援事業では何ができるのか。われわれ関係者はこうした流れを理解しその中にいかに関わることができるかを考えていかなければならない。さらに、その先には介護保険の中での高齢視覚障害者や糖尿病性網膜症等の視覚障害者にどのような援助ができるのかも間近にせまる大きな問題としてひかえている。
  6. 渡辺 文治, 福井 哲也, 北村 裕: アイダス協会(視覚障害情報機器アクセスサポート協会)の成立と活動. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.4, pp.49-53, 報告, 1998年3月31日.
    概要: 国際障害者年に成立したオプタコンティーチャズ協会が、その活動の幅を広げ、視覚障害者に対するコミュニケーション全体を対象とする視覚障害情報機器アクセスサポート協会となり、活動している。その成立の経過、活動内容とその変化を報告する。
  7. 中東 朋子: 巡回指導による弱視教室の取り組み. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.4, pp.54-63, 報告, 1998年3月31日.
  8. 中山 善崇: 松本市における盲重複障害者への支援の取り組み -ご存知ですか? 『ふれっ手松本』 正式名称は『ふれっ手松本福祉会(【兼】長野県盲ろう者友の会事務局)』-. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.4, pp.64-70, 報告, 1998年3月31日.

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1997年

1997年 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.3

  1. 寺島 彰: 視野障害の級別の変更について. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.3, pp.2-8, 特集(1), 1997年3月31日.
    概要: 身体障害者福祉法施行規則が改正になり、平成7年20日から、視野障害の障害等級が変更になりました。また、それに伴って診断書の様式も変わりました。これについて解説いたします。
  2. 谷村 裕: 視覚障害の基準と検査法 -視能率-. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.3, pp.9-16, 特集(2), 1997年3月31日.
  3. 赤松 恒彦: 身体障害者福祉法障害等級基準改正の意義. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.3, pp.17-18, 特集(3), 1997年3月31日.
  4. 青木 成美: 視覚障害における等級改正について -更生相談所の立場から-. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.3, pp.19-22, 特集(4), 1997年3月31日.
  5. 仲泊 聡: 網膜色素変性症の難病指定について. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.3, pp.23-26, 特集(5), 1997年3月31日.
  6. 古畑 英雄, 渡辺 文治: 盲重複障害者の処遇の現状 -盲重複研の調査結果から-. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.3, pp.28-34, 資料(1), 1997年3月31日.
    概要: 盲重複障害者、特に知的障害を伴う視覚障害者のリハビリテーションについては、その重要さは認められていたが、視覚障害者更生施設や身体障害者更生施設におけるリハビリテーションプログラムが適用された例は少ない。そこで現在、盲重複障害者がどのような施設でどのような処遇をうけているかを全国盲重複福祉施設協議会が実施した盲重複者の調査をもとにまとめた。その結果、施設が偏在している、施設の法的根拠や施設種別が多様である、高齢盲重複者の現状が不明である、若年利用者が多い、施設職員に視覚障害者リハビリテーションの資格を有する者が少ないことなどがわかった。
  7. 御旅屋 肇: 視覚障害者用ワードプロセッサ共同利用制度 -平成6年度の東京都における状況-. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.3, pp.35-40, 報告(1), 1997年3月31日.
    概要: 平成6年度の東京都における視覚障害者用ワードプロセッサ共同利用制度について調査を行った。その結果、1この制度の利用可能な地域が区部と市町村で格差が見られること、2全体としてはこの制度の利用者が少ないことなど、個人を対象とした視覚障害者のコミュニケーション支援制度としては、十分に機能していない状況のあることがあきらかになった。
  8. 脇田 修躬, 関根 千佳: 情報化社会における視覚障害者支援の提案 -SNSセンターにおける情報提供活動の経験から-. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.3, pp.41-44, 報告(2), 1997年3月31日.
    概要: 障害者の情報へのアクセシビリティーを支援するシステムの開発および関連情報の提供を行って来たSNSの相談業務、情報提供活動のなかで得た経験をもとに次のことを提案する。すなわち情報化社会といわれているこの状況下で視覚障害者を支援している組織(特に公的組織)は「情報機器利用のための相談」をその業務の一つとして加え、必要な人に適切な助言を与え、情報を提供する役割・機能を持つ必要がある。
  9. 矢部 健三, 福島 智: 東京盲ろう者友の会の歩み(3). 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.3, pp.45-50, 報告(3), 1997年3月31日.
    概要: 1991年4月に結成された「東京盲ろう者友の会」は、この4月で満5年を迎えた。今回は、1993年度から1995年度もでの活動状況を報告する。1992年度までは、交流会の開催と会報の発行を主に行ってきたが、この3年間にはその他に、手話・指点字サークルの開催、盲ろう者によるピア・カウンセリングの試み、盲ろう者向け通訳・介助者派遣制度の創設に向けた運動などを手懸けてきた。

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1995年

1995年 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.2

  1. 長岡 英司, 御旅屋 肇, 辰已 公子, 多屋 秀人: 点字プリンタの印刷速度・騒音等に関する研究. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.2, pp.1-8, 資料, 1995年5月1日.
    概要: 国内で販売されている汎用点字プリンタについて、印刷の速度、印刷騒音の大きさ、点字のサイズ、操作性を、印刷実験により調査した。印刷速度は、点字データの長さと印刷所要時間とから算出し、カタログ等での公表値と比較した。また、印刷イメージと印刷所要時間との関係に注目した。印刷騒音については、騒音測定器により、各プリンタの印刷時の騒音の大きさを2種類の点字データで計測した。さらに、消音箱の効果や敷物の消音効果、印字状態と騒音との関係などについても実験を行った。点字のサイズは、印刷結果の点間距離や行長、ページ長をノギスで実測した。これらと同時に、印刷実験の過程で、各プリンタの操作性が比較検討された。結果の考察により、点字プリンタの性能等の現状や今後の課題が明らかになった。
  2. 工藤 正一: 中途視覚障害者の継続雇用実現のために -20事例からみた問題点と課題-. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.2, pp.9-15, 資料, 1995年5月1日.
    概要: 継続雇用を実現するためには、在職中にリハビリテーションに結びつくことが必要である。そのためには、治療段階からのアプローチと同時に、労働関係機関の役割が重要であると思われる。本稿は、継続雇用、再雇用、再就職という形で職場復帰を果たした事例等、20事例について聞き取り調査を行ない、中途視覚障害者の雇用上の問題を、1障害の需要と個人的要因、2視覚障害リハビリテーションネットワークの重要性、3制度的問題(休暇、身分、訓練・所得保障等)の観点から明かにした。それらを踏まえて、継続雇用実現のために、1視覚障害リハビリテーションネットワークの確立、2生活訓練と職業訓練の連携及び職業能力向上訓練(以下、向上訓練という)等の推進、3視覚障害専門のコーディネーターの配置、4訓練受講を容易にさせるための方策を提言した。
  3. 渡辺 文治, 白崎 正彦, 増田 良一, 間島 和子: 視覚障害者のスキー誘導法. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.2, pp.16-22, 資料, 1995年5月1日.
    概要: 高速で移動する視覚障害者のスキーにおいては、通常のものとは異なった誘導法が必要である。本稿では、これまでに開発された誘導法について分類し、その用途によって検討を加える。また、実際に誘導するパートナーや指導者に関して、神奈川県で行われている視覚障害者のスキー”ブラインドスキー”の参加者の実態を報告する。
  4. 菊池 智明: 重度在宅視覚障害者の社会参加の事例報告. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.2, pp.23-26, 報告, 1995年5月1日.
  5. 坂本 洋一, 中野 泰志, 中澤 恵江, 福島 智, 千田 耕基, 金子 健, 木塚 泰弘, 菅野 孝一: ロービジョン及び盲ろう疑似体験セミナーの報告. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.2, pp.27-30, 報告, 1995年5月1日.
    概要: 疑似体験は、視覚障害児・者の教育や福祉において、障害を理解する上でよく活用されている手法であるが、疑似体験のみで終わる場合が多い。疑似体験の手法を生かすためには周到なプログラムを必要とする。今回、受講者30名、期間4日間の疑似体験セミナーを実施したので、疑似体験の手法を有効に活用できるようにそのプログラムを紹介する。この疑似体験セミナーは、ロービジョン疑似体験として、近見視、中間視、遠方視の課題をとおして、ロービジョンの見え方/見えにくさの種類を知り、どのような支援をすればよいかを目指した。また、盲ろう疑似体験では、盲ろう者が困難さを感じているコミュニケーション、外部情報の認知、通訳・介助者を伴っての移動と日常生活行動を体験し、ディスカッションをとおして盲ろうのリハビリテーションを考えることを目指した。
  6. 岡田 伸一: 雇用促進のための助成制度. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.2, pp.31-36, 講座, 1995年5月1日.

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1994年

1994年 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.1

  1. 坂口 陸男, 岩崎聖司: 視覚障害者誘導用ブロックの色彩と視認性に関する調査検討. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.1, pp.1-8, 原著(1), 1994年5月1日.
    概要: 近年の景観整備事業における歩道舗装のカラー化にともない、視覚障害者用ブロック(誘導用ブロック)の色も舗装の色に合わせた目立たないものになる例が増えてきた。視覚障害者の約7割を占める弱視者は、誘導用ブロックの識別が困難な状況になっている。本研究では、誘導用ブロックと歩道舗装の色を調査し、弱視者による誘導用ブロックとの輝度比(コントラスト)によって評価した。その結果、輝度比を用いることにより、誘導用ブロックの色と舗装面の色とのより好ましい組合わせを見いだせる可能性があることを示した。特に、弱視者が視覚によって識別可能で、かつ晴眼者が違和感を感じない輝度比の範囲を提案した。
  2. 芝田 裕一: 大阪におけるガイドヘルパーの養成. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.1, pp.9-14, 資料(1), 1994年5月1日.
    概要: 大阪では、歩行訓練士のいる施設は4つあり、それらの施設の歩行訓練士が手引き講習を手引きしているのは、府下で19市2町である。大阪府関係の機関である大阪府地域福祉推進財団では、毎年80名のガイドヘルパーを24時間の講義と実習で養成している。ガイドヘルパーの指導では、講習と実習(アイマスク体験)を通してガイドヘルパー自身の的確な判断力を養うようにすることが大切である。
  3. 北林 裕, 篠島 永一: 事務職における仕事の創出. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.1, pp.15-18, 報告(1), 1994年5月1日.
  4. 高柳 泰世, 坂部 司, 原田 良寛, 川原 恵, 葛西 修, 辻村 佳子: ローヴィジョン者の視覚補助具の現状. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.1, pp.19-23, 報告(2), 1994年5月1日.
    概要: ローヴィジョン者は今まで盲と晴眼者の狭間にあり、又その病態の多様性から、対応がなされていなかった。日本におけるレンズ光学の水準は世界に誇るものであるにも関わらず、ローヴィジョン者が利用できる安価で性能の良い視覚補助具は未だ開発されていない現状にある。そこで多方面の職種の者が中途視覚障害者の家庭復帰、社会復帰を援護することを一つの目的に集っているボランティアグループ愛知視覚障害者援護促進協議会が、直面している視覚補助具の現状を報告し、解決の資料としたい。
  5. 青木 成美: 「色めがね」と「遮光眼鏡」. 視覚障害リハビリテーション協会紀要 No.1, pp.24-27, 講座(1), 1994年5月1日.
    概要: ローヴィジョンの人の半分ちかくは、日向でのまぶしさを訴える。この割合は、普通に見える人に比べ濃いものが好まれる。従って、このようなレンズは、ローヴィジョンの人にとって必要性がより高い。そこで、ここでは、この目的のために使われる「色めがね」「遮光眼鏡」について述べる。ただし、ここで使う「色めがね」「遮光眼鏡」という名称は、身体障害者福祉法でいう視覚障害者の補装具についてであり、他の分野では、その定義や使用目的も違っているので注意が必要である。

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