
今年度の視覚リハ岡山大会は新型コロナウイルス感染症の影響で1年の延期となりました。
大会連携委員会では、毎年1日目プログラムとして様々なテーマを設定し、自分ごととして皆さんとともに考え、話し合う場を提供してまいりましたが、今年はその機会も奪われてしまいました。しかし、視覚リハを取り巻く諸問題は待ってはくれません。そこで何らかの形で皆さんが集い、現在直面する問題をともに解決していく手段を考えていかなければとのことで、視覚リハ協会としては第2回目のオンラインセミナーを企画いたしました。
テーマは岡山大会で予定していた「ご存じですか?2025問題 超高齢化社会と視覚リハ」
現在急激にすすむ高齢化社会ですが、視覚リハの世界にも大きな影を落としています。2025年には65歳以上が総人口の30%、75歳以上が総人口の20%を占める超高齢社会を迎えると予想されています。すなわち視覚リハを必要とする方の年齢も年々上昇していくこととなり、視覚リハのニーズも今後さらに高まっていくことになります。
今回のセミナーでは、これらの問題について、現場で働く3人の方の報告をお聞きいただきたいと思います。