今年度の視覚リハ岡山大会は新型コロナウイルス感染症の影響で1年の延期となりました。
大会連携委員会では、毎年1日目プログラムとして様々なテーマを設定し、自分ごととして皆さんとともに考え、話し合う場を提供してまいりましたが、今年はその機会も奪われてしまいました。しかし、視覚リハを取り巻く諸問題は待ってはくれません。そこで何らかの形で皆さんが集い、現在直面する問題をともに解決していく手段を考えていかなければとのことで、視覚リハ協会としては第2回目のオンラインセミナーを企画いたしました。
テーマは岡山大会で予定していた「ご存じですか?2025問題 超高齢化社会と視覚リハ」
現在急激にすすむ高齢化社会ですが、視覚リハの世界にも大きな影を落としています。2025年には65歳以上が総人口の30%、75歳以上が総人口の20%を占める超高齢社会を迎えると予想されています。すなわち視覚リハを必要とする方の年齢も年々上昇していくこととなり、視覚リハのニーズも今後さらに高まっていくことになります。
今回のセミナーでは、これらの問題について、現場で働く3人の方の報告をお聞きいただきたいと思います。
月: 2020年9月
視覚リハ岡山大会演題募集期間案内
主催: 第29回視覚障害リハビリテーション研究発表大会in岡山
内容の概要
第29回視覚障害リハビリテーション研究発表大会in岡山の一般演題募集
演題登録受付期間:令和3年2月1日~3月20日
(大会がWeb開催になった場合、口頭発表とポスター発表の区別なし)
福井県立盲学校オンライン進路講演会のご案内
福井県立盲学校では、毎年生徒の進路選択の一助となるよう、様々な講師をお迎えして進路講演会を開催しています。
今年は、中途で視覚障がいとなられた後も、福井を代表する「よしむらのおかき」で知られる株式会社吉村甘露堂社長として活躍されている吉村文雄氏をお招きして、御講演いただくこととなりました。吉村氏は視力の低下を補うため、日本視覚障害者職能開発センターで音声パソコンや点字、白杖歩行の技術を習得され、現在の仕事や生活に活かされています。
例年ですと本校会議室に集まりお話を伺いますが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、密を避けるために会場では生徒および関係する教職員のみ聴講し、他の方々にはYoutube Liveによるオンライン配信にて視聴いただくことといたしました。
また講師の御厚意により、一人でも多くの方のお力になればとのことで、今回のオンライン配信は制限を設けない一般公開にて行うことといたしました。
福井県立盲学校としても初めての取り組みですので、当日不具合等が発生する可能性もございますが、その場合は後日編集した動画を公開予定ですので、そちらを御覧ください。
以上、御多用とは存じますが、皆様の御視聴を心よりお待ち申し上げております。