2019全国ロービジョンセミナー開催のご案内

 視覚障害者の理解を深め、就労拡大や就労継続を目的に開催している、2019全国ロービジョンセミナー「視覚障害者の就労定着をすすめるために」が7月20日(土)に開催されます。
 チラシはこちらから→PDF

内容の詳細
2019全国ロービジョン(低視覚)セミナー
『視覚障害者の職場定着をすすめるために』
主催:社会福祉法人日本盲人職能開発センター
後援:読売光と愛の事業団

1 目的
 近年障害者雇用につきましては、企業、当事者、支援者など多くの関係者の努力によって進展の兆しが見えてまいりました。しかし、視覚障害者の雇用につきましては、未だ、多くの企業から十分なご理解を得られていないのが実情です。具体的にどんな仕事ができるのか、採用後にどのような支援をし、育てていけばよいのか、まだまだ情報が不足しています。その情報不足が、視覚障害者を雇用する上での不安を生んでいます。企業が人材として求める当事者の能力を評価するために、視覚障害についての理解を深めていただけたらと願ってやみません。
 「2019全国ロービジョンセミナー」では、『視覚障害者の職場定着をすすめるために』をテーマに開催いたします。午前は眼科医の立場からICT技術等を用いた遠隔地からのロービジョンケアについて、および、はじめて実施された国家公務員試験と障害者雇用促進法の改正などの動向と視覚障害者の雇用の拡大と安定について、労働行政の経験者の立場からご講演をいただきます。そして午後には、視覚障害者の就労継続に関連して、定着支援をテーマに教育講演およびシンポジウムを行います。
 また、第二会場では同時並行で、視覚障害に関係する団体のコーナーやロービジョン機器の展示を開催いたします。
 これらの企画を通して、本セミナーが視覚障害者の就労拡大、さらには就労継続へ結びつくきっかけとなることを願っております。
※本セミナーはすべての視覚障害者の方に共通する内容です

2 日時:令和元年7月20日(土) 9:45~16:00

3 会場:戸山サンライズ(全国身体障害者総合福祉センター)
 東京都新宿区戸山1-22-1 Tel:03-3204-3611

4 申込み期限:令和元年7月12日(金)

5 申込先http://moushoku.sakura.ne.jp/lv/form.cgi (Web申込フォーム) ※原則として申込フォームよりお申込み下さい。
連絡先 日本盲人職能開発センター
〒160-0003 東京都新宿区四谷本塩町2-5
TEL(03)3341-0900  FAX(03)3341-0967
URL:  https://www.moushoku.or.jp/
申込フォーム記入事項:氏名(フリガナ)、郵便番号、住所、電話、所属、資料の種別(墨字・点字・電子データ)、介助者の有無、介助者名、昼食の要否(個数)
参加費:無料(但し、昼食代1000円は当日受付時にお支払いください)

6 プログラム(敬称略)
総合司会  神奈川県総合リハビリテーションセンター 渡辺 文治
9:15~ 9:45 受付
9:45~10:00 開会式
10:00~11:10 基調講演 「遠隔支援とロービジョンケア」
 国立研究開発法人 理化学研究所 生命機能科学研究センター 網膜再生医療 
 研究開発プロジェクト 上級研究員 仲泊 聡
11:30~12:30 講演 「国家公務員試験と法改正を受けて視覚障害者の雇用の拡大と安定について」
 元東京労働局 渋谷公共職業安定所長 相沢 保
12:30~13:40 昼食 
 ※併設会場にて、ロービジョン機器等展示会、施設・団体案内
13:40~15:50 教育講演・シンポジウム
 司会:日本盲人職能開発センター 常務理事 杉江 勝憲
『定着支援の在り方を考える ~選び方・使い方~』
①13:40~14:10 教育講演
 日本盲人職能開発センター 施設長 伊吾田 伸也
②14:25~15:50 シンポジウム
 発表者:三菱UFJ国際投信株式会社 秋山 孝幸
 医療法人済安堂 井上眼科病院 人事総務部 石原 純子
 MSK保険センター株式会社 総合企画部 木貞 裕子
15:50~16:00 閉会式

◇◆◇ロービジョン機器等展示会 10:00~16:00◇◆◇
【拡大読書器、弱視者用レンズ・パソコンソフト、便利グッズ等】
参加企業等(予定) 
朝倉メガネ、アットイーズ、アメディア、インサイト、インテック、桜雲会、QDレーザ、ケージーエス、システムギアビジョン、日本点字図書館、三笠産業、ラビット

関連団体・施設案内(予定) 
国立障害者リハビリテーションセンター、弱視者問題研究会、NPO法人SPAN、認定NPO法人タートル、筑波技術大学、東京視覚障害者生活支援センター、東京都立文京盲学校、七沢自立支援ホーム、ハイパーネットワーク社会研究所、日本盲人職能開発センター