2009年1月
会員各位
視覚障害リハビリテーション協会 選挙運営委員会
委員長 柳澤 嘉紀
委員 西原 健司
委員 柳澤 八寿子
2009・2010年度役員選挙について
謹啓
時下、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、標記の件について選挙の公示をいたしましたところ、以下の会員から立候補の届出がありました。他に立候補される方がおられませんので、2009・2010年度の会長・副会長・監事は、以下の方々に決定いたします。なお、役員会を構成する理事については、視覚障害リハビリテーション協会規約第6条2により、会長が正会員より選出することになっておりますので、会員の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
立候補に当たって選挙運営委員会に提出されました「立候補主旨」を合わせて掲載いたしますので、ご高覧ください。
記
会長 吉野 由美子
副会長 小林 章
副会長 氏間 和仁
監事 小田 浩一
監事 前川 賢一
視覚障害リハビリテーション協会役員選挙 立候補趣意書
会長候補 吉野 由美子
副会長候補 小林 章
副会長候補 氏間 和仁
監事候補 小田 浩一
監事候補 前川 賢一
立候補を決意するにいたった理由
高知における10年間の「視覚障害者自立支援システム」づくりの活動を通して、吉野は、視覚障害リハビリテーションの専門職である医師や看護師・理学療法士・作業療法士などと同等の資格と質の高さが必要であることを痛感させられて来た。
しかしながら、視覚障害リハビリテーションの考え方がわが国に紹介されまだ40年足らずで、視覚障害者生活訓練指導員(歩行訓練士)の養成や、資格制度も充分に整わない中、視覚単一障害者の減少、障害者自立支援法の施行による障害区分による専門的サービス提供の軽視と言う福祉制度の激変、特別支援教育制度導入の中での「盲免」の「特別支援学校教諭免許」への一本化などにより、視覚障害ハビリテーション・リハビリテーションに関わる方法・技術・知識などの追求と研究結果の蓄積は危機に瀕し、専門職としての視覚障害者生活訓練指導員の養成自体も危機的状況である。
そこで、視覚障害者(児)の生涯にわたる福祉の向上をライフワークと考えている吉野と、視覚障害者生活訓練指導員の養成を業務としている国リハの小林、特別支援教育に携わる教員養成の中で視覚障害児教育に関する方法論を研究している福岡教育大の氏間、心理・福祉・教育の面から視覚障害問題に日々向き合っている東京女子大の小田、日々視覚障害リハビリテーションを歩行訓練士として実践しているアイパートナーの前川は、視覚障害リハビリテーション協会の会長・副会長・監事として立候補し、協会規約に協会の重要な目的として記されている、「指導技術の研修を行い、専門性の向上を図り、視覚障害者(児)のリハビリテーションの発展に寄与し、社会を啓発することを目的とする」を、実践して行ける協会づくりに携わって行くことを決意した。
当面の活動について
1 視覚障害者生活訓練指導員(歩行訓練士)の認定試験制度の確立と、その内容の充実に対する支援を協会として行い、視覚障害者生活訓練指導員(歩行訓練士)の質及び身分を、医師や看護師、理学療法士などと同等レベルに引き上げていくことを目指す。
2 視覚障害者(児)に対する福祉・医療・教育などについて、現在起こっている様々な問題について、解決策を積極的に検討できる協会を作る。
そのために、会員間のコミュニケーションを促進し、多くの専門知識の共有がさらに活発になるような改革を行う。
例えば、これまでの研究や研修への助成の範囲の見直しや、専門の部会活動の見直しを行い、より広い範囲の会員からの専門知識や技術・経験を協会に参加する全員で共有できる仕組みを作る。
3 現在休止状態になっている「紀要」などの発刊の再開などを模索し、会員の研究・学習・コミュニケーションなどの活性化を図る。
4 協会の活動に、より会員の意思が反映されやすいように、また安定・継続して運営組織が選出されていくように選挙制度を見直し、会長などの少数の役員を選挙する制度から、複数の代表者(評議員や理事)を選挙して、会長はその互選で選出される方式に改革する。