2004年12月


 会員各位

視覚障害リハビリテーション協会選挙運営委員会  
委員長 新居 平康
委員  富島 俊枝
委員  内海 潤子

2005・2006年度役員選挙について

謹啓
 時下、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、標記の件について選挙の公示をいたしましたところ、以下の会員から立 候補の届出がありました。他に立候補される方がおられませんので、2005・ 2006年度の会長・副会長・監事は、以下の方々に決定いたします。なお、役 員会を構成する理事については、視覚障害リハビリテーション協会規約第6条2 により、会長が正会員より選出することになっておりますので、会員の皆さまの ご理解とご協力をお願い申し上げます。
 立候補に当たって選挙運営委員会に提出されました「立候補主旨」を同封いた しますので、ご高覧ください。

 会長   中村 透(日本盲導犬協会)
 副会長 小田島 明(国立身体障害者リハビリテーションセンター)
 副会長 園 順一(京都福祉情報ネットワーク)
 監事   加藤 晴喜(厚生労働省)
 監事   山本 和典(東京都盲人福祉協会)



 

視覚障害リハビリテーション協会役員選挙 立候補趣意書

 会長候補   中村 透(日本盲導犬協会)
 副会長候補 小田島 明(国立身体障害者リハビリテーションセンター)
 副会長候補 園 順一(京都福祉情報ネットワーク)
 監事候補   加藤 晴喜(厚生労働省)
 監事候補   山本 和典(東京都盲人福祉協会)

 社会福祉基礎構造改革が言われて久しいが、厚生労働省によりこれからの障害 者サービスに関するグランドデザインがこの10月発表されその骨格が見えてきま した。「地域福祉」「脱施設」がその基本であろうと感じます。脱施設は以前か ら進行し、重度更生施設の種別が消え、更生施設に統合されました。今後更に施 設が持つ機能の質的変化が求められることは誰の目にも明らかです。一方で、視 覚障害リハビリテーションを提供する主体はほとんど増えておらず、そのサービ スも視覚障害者の期待には十分に応えられていない状況が続いているように感じ ます。地域間の格差は広がる一方のように思います。NPOとして新規に立ち上げ られた事業も各地で苦戦を強いられて、地域にどれだけ根付いた事業主体になっ ているか、経営基盤の脆弱性も心配です。
 このような変革の中で、我々が持つ専門性とは何かをあらためて問い直し、さ らに専門性を高める努力をしなければならないと考えます。我々が取り組まねば ならない課題は山積しています。その一つに「全盲モデルを中心に構築されてき た視覚障害リハビリテーションを見直す」ということが挙げられます。また、地 域で必要とされているサービス量の確保と提供の方法なども検討する必要があり ますし、何よりも「サービスの質的向上」を目指さねばなりません。言い古され たことではありますが、実質的に機能する、医療、教育、福祉の連携、情報交換 が必要です。
 新しいキャビネットでは、課題を分析し、課題を共有し、必要な手立てを講じ ていく試みを行います。既に来年の研究発表大会は日本ロービジョン学会との共 同開催が決まっています。共同開催の大会までに、今後の更生施設のあり方、特 別支援教育の今後の展望など、いくつかの報告や話題提供が行えるよう、準備を 開始しました。通常の学会が行っているような「学会認定資格」のようなものも 検討する必要があると思いますし、そのための講習会や研修会が盛んに行われる 必要があるだろうと感じています。